みなさんこんにちは。南アルプスの深澤です。
いよいよ春らしくなってきました。
昨日の山梨県立大学少林寺拳法部の自主練習会には、OGのお二人が参加してくださいました。卒業して5年が経ちますが、道着姿は現役時代と変わらず凛としています。感を取り戻すのに対した時間は掛からず、学生部員たちとともに、あたたかく楽しい時間を過ごしました。
また、就職活動のことや社会に出てからの苦労話など、今まさに現役学生が知りたい話がてんこ盛りで、沢山の生の情報を聞くことができました。
小さな部活動の緩やかなつながりですが、私たちにとっては大切な文化的基盤です。本当にありがたいことです。
劇作家・演出家の 平田オリザ さんの最新著書
『寂しさの処方箋――芸術は社会的孤立を救うか』 の中で、家庭でも職場でもない「第三の共同体」と、自らの意思で参加できる緩やかなつながりの重要性が、海外の事例とともに語られていました。
とりわけ印象的だったのは、地方の衰退と孤立社会の共通要因として、「分断された社会」と「自己物語の喪失」が挙げられていたことです。
芸術・文化・観光は、社会包摂の一端を担いうるのか? その提案に、私は強く共感しました。そしてその中に、地域の小さな道場が培ってきた武道文化も含めてほしいと思います。武道の修練には、他の文化活動にはない独自の効能があると感じているのです。
一人ひとりが、自己物語を紡ぎ直せる場所をもっていること。その場を守り育てることが、これからの地域の課題であり、場の主宰者の腕の見せ所なのかもしれません。
まだ読み始めたばかりですが、誰かと語り合いたくてなりません。
みなさんはいかがでしょうか。

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