ざわつくこころ

痛ましい事件があった。京都府南丹市で小学5年生の男子児童が行方不明となり、山林で遺体が見つかった事件で、義父が殺害を自供しているという。

日頃は仕事熱心とされる37歳の男性と家族の間に、何があったのか。YouTubeでもさまざまな意見が流れていた。

いずれにしても、心がざわつく出来事である。

私が携わる山梨県立大学少林寺拳法部の部員の中には、将来、福祉の分野に進む学生もいる。福祉の現場では否応なく、人間の弱さや矛盾に向き合わざるを得ない。

専門職といえども人間である。そのときの心の動揺は、大きな負荷となってのしかかってくるに違いない。私もまた同じである。

湧き上がる感情に飲み込まれないでほしい。かといって、心を閉ざした冷たい人間にもなってほしくない。ありのままを受け止め、それが過ぎ去るのを見つめていられるような、そんな冷静さと柔軟性を身につけてほしい。

そんな彼らにとって、武道の修練は何をもたらすのか。ふと、そのことが頭に浮かんだ。

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