紅葉を楽しむ余裕もないまま日々が過ぎてしまい、少しもったいないと感じています。気がつけば、来週はもう12月なのですね。
私が携わっている山梨県立大学少林寺拳法部では、年末に予定している昇級試験に向けて、日々修練に励んでいます。部員たちにとっては、課題提出や就職活動に加え、アルバイトの繁忙期とも重なる慌ただしい時期ですが、それでも時間をやりくりして練習に参加してくれています。
武道の修練の中で養われる大切な力の一つに、私は「共感力」があると考えています。全身を使って相手を捉えようとする営みは、感覚統合の優れた訓練にもなるはずです。相手を制するための武道の稽古が、結果として「相手と共に生きるための共感力」を育むというのは、逆説的ではありますがとても興味深いことです。
時に大きな笑い声が起こり、時には意見がぶつかることもあるこの道場ですが、そうした経験もまた「共感力」を磨く過程なのでしょう。みんながこの場所を大切にしてくれている理由の一つは、そこにあるのだと思います。
みなさんもいかがですか。日本の武道は、楽しいものですよ。では、では。

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