面白い夢を見た。
親族たちが次々と自分を裏切り、「もうこの家を出て、新しいマンションを買う」と言うのだ。祖父母が残したこの家にこだわって生きてきた自分が、急に馬鹿らしく思えた。家などに執着して、自分は何をやってきたのだろうか、と。
夢から覚めて考えた。
本当に自分を裏切っているのは、他人ではなく自分自身なのではないか。
最近、佐藤舞さんの『あっという間に人は死ぬ――「時間を食べつくすモンスター」の正体と倒し方』を一気に読んだ。認知行動療法と仏教の教えが巧みに組み合わされていて、とても分かりやすく、自分には馴染みやすい一冊だった。
異なる分野の知見を結びつけ、新しい視点として提示する。そのような技術が自分にはまだ足りないのかもしれない。
この本に刺激を受けたことが、あの情けない夢につながったのだろうか。
今年もお盆休みがやってくる。この節目に、少し自分自身のことを整理してみようと思う。

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