面白い出来事が重なった一日だった。大切な失敗もしてしまったが、まあいいだろう。もう還暦を迎えた身である。
昨晩、少林寺拳法部OBのTさんからLINEが届いた。社員研修のため、私も知っているキャリアコンサルタントから動機づけ面接を学んでいるという。世間は狭いものである。
それと、卒業生のS君は甲府へ来るたびに現役男子部員を誘って飲みに行っているらしい。すると現役女子部員達が、「なぜ私たちは誘ってくれないのか」と不満を漏らしていたそうだ。なんとも微笑ましい光景である。
昼には兄と甥が来てくれ、長年たまり続けていた引き出物の食器棚を処分してくれた。思いのほか家の中が広くなった。三十年という歳月の重みを感じる。
整理の最中、棚の奥から1970年のアサヒグラフが出てきた。特集は『開幕 日本万国博』。おそらく祖父が購入し、そのまま保管していたのだろう。関連する新聞の切り抜きも数多く挟まれていた。
それを眺めていると、当時の人々がそれぞれの時代を懸命に生きていたことが伝わってくる。そう思うと、自分自身の歩みについても考えさせられた。振り返れば至らないことも多かったが、それもまた人生なのだろう。
夕方には大樹と話をしながら、バイクを磨いた。そんな何気ない時間が不思議と心を満たしてくれる。気が緩んでビールを飲んでしまったのだが、夜七時半から中部学連の打ち合わせがあることを失念していた。少しほろ酔いのまま参加してしまい、関係者の皆さまには大変申し訳なく思っている。
八時からは渡部さとるさんのプレ美術史講座を受講した。以前より少しずつ内容が理解できるようになってきたことが嬉しい。学ぶ楽しさを改めて感じる。
そんな一日の締めくくりは小さな反省である。お酒は注意して。そして、これからの暮らしを少しずつ整えながら、前向きに歩んでいきたいと思う。

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