いろいろなことが起こる。
以前、43歳と60歳は老いを大きく実感する節目の年齢だという話を耳にした。私自身、その感覚を強く感じている。身体的に不利な要因を抱えていることもあり、その変化は人一倍顕著だったように思う。
眼瞼下垂症の手術を受けたのは40歳頃だった。下がってくる瞼によって視界が歪み、それを補おうとして不自然な身体の使い方を続けた結果、全身のバランスを崩し、左足が動かなくなったことがある。診断は筋肉痛だったが、自分の身体が思うようにならないことに驚かされた。
50歳の頃には、昼間ふと自分の呼吸が止まっていることに気づいた。それがきっかけで、睡眠時無呼吸症候群を発症していたことを知った。
60歳を過ぎた今、鏡に映る自分はすでに老人の顔をしている。
昨晩、久しぶりに呼吸が止まる感覚を味わった。夢の中で、闇夜に漏れる家の灯りを眺めていた。その光が次第に遠ざかっていく。そして同時に、胸を締め付けられるような息苦しさに襲われた。
不思議なことに、そのとき私は冷静だった。夢の中で必死に腹式呼吸を行い、息を取り戻そうとしていた。
今朝目を覚ますと、手足に痺れを感じた。50歳の頃に経験したのと同じ症状である。全身に十分な酸素が行き渡っていないのだろう。
あの頃と少し違うのは、死というものが以前よりも身近に感じられることだ。しかし、それは決して悲しいことではない。老いと同じように、人生の一部として受け入れていかなければならない、生涯発達の過程の一つなのだと思う。

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