みなさんこんにちは、南アルプスの深澤です。
高速道路はUターンラッシュのようですが、如何お過ごしですか。
本日は涼を求め、清里フォトミュージアムに行って参りました。
7月5日から始まった開館30周年記念の後期展覧会を観るためです。
後期のテーマは『写真と肖像 顔から風景へ』。入り口には、こんな問い掛けがありました。
「肖像と聞いて、あなたは誰の肖像を思い出しますか?
…あなたは誰をこの場所で写したいと思いますか?」
「肖像=ポートレイトの語源には、“引き出す”という意味が含まれています。
外見を写すだけではなく、その人のまわりの環境も含めた、人の存在に関わるものを引き出し、定着させたもの──それが肖像だと考えます。」
展示室には、家族の記憶を刻む写真、社会の影を映すドキュメンタリー、人の心の奥を探る作品など、人物とその周囲との関係が浮かび上がってきます。
多くの写真やキャプションを眺めていると、心理臨床家・故)村瀬嘉代子先生の言葉を思い出しました。
様々な心理臨床に携わり、多くの臨床家を育てた先生は、臨床心理学の実践的立場から、対象を単なる症状や行動ではなく、生活背景や人生全体として捉える態度の必要性を、繰り返し説かれていました。
今回の展示作品を観ながら、作家たちも同じことを語っているように感じました。
肖像写真を撮るという行為と心理臨床には、共通点があるのだと私なりに気づいたのです。
良い刺激を頂きました。できることなら、私も素敵な肖像写真を撮れるような人間になってみたいものです。精進して参ります。では、では。

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