挑戦者のひとり

血圧の薬をもらうため病院へ行った。

驚くほど混雑している。待合室は高齢者でいっぱいだった。

もちろん私もその一人なのだが、これから訪れる超高齢社会はどうなっていくのだろう。

長生きすることは喜ばしい。しかし、ただ寿命が延びるだけではなく、歳を重ねることの意味や生き方について、私たちはもっと老人になることを学ばなければならないように思う。

さて、最近ハマっている『ブルーピリオド』が面白い。

大人買いした11巻のうち、本日6巻までを読み終えた。

主人公の矢口八虎は、無事に東京藝術大学の受験に合格した。

登場人物の設定もストーリーも秀逸である。

作品の中では、

「主題」「構成」「テーマ」

という絵画の要素が語られていた。

技術を学ぶことも大切だが、その中で自分の世界観をどう表現するかが問われる。

それが芸術の難しさであり、面白さなのだろう。

作中では、一人ひとりの異なる世界観が丁寧に描かれている。そして残酷なことに、受験では合格する者とそうでない者がいる。

その対比が見事だった。

ふと思った。

今年の公認心理師試験は、おそらく私にとって人生最後の資格試験になるだろう。

若者たちの挑戦を描いた漫画を読みながら、自分もまた挑戦者の一人なのだと感じた。 最後まで諦めずに頑張りたいと思う。

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