「老体に鞭打ちながら」という表現が、ずいぶん身近に感じられるようになった。
体は確実に老いていくし、頭も少しずつ柔軟性を失っているように思う。もともと私はこだわりが強く、融通の利かない性格なので、その傾向はなおさらかもしれない。
これから先、自分はどのように変化していくのだろう。
そう考えると、歳を重ねることそのものが修行なのかもしれない。
大学生たちとの会話は相変わらず面白い。
彼らはこれから未来へ向かって歩いていく世代だ。
先日もYさんとTさんが、授業で学んだデザイン思考について話していた。私も知っているつもりでいたが、肝心の用語が思い出せず言葉に詰まってしまった。
記憶とは案外そんなものなのだろう。
それならば、記号や用語を覚えていることよりも、その背景にある精神や考え方を大切にしたいと思う。

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