日本心理研修センターが開催している臨床心理師基礎講座が面白い。受講していると、自分が何に興味を持ち、何を苦手としているのかがよく分かる。やはり組織心理学には強く惹かれる一方で、法律関係の講義には少々苦戦している。
今回特に印象に残ったのは、連続起業家である千本倖生氏の特別講演だった。京セラ創業者の稲盛和夫氏とともに第二電電の立ち上げに関わった人物だという。
講演では、アメリカ留学時代のエピソードが紹介された。あるイギリス人から、
「大企業で安定したキャリアを積むだけの人生なんてつまらない。もっと広い世界を見て、自らリスクを引き受けて挑戦すべきだ」
と言われたそうだ。
その言葉には、実際に挑戦を続けてきた人ならではの重みがあった。
私自身、起業家になるつもりはない。しかし、その精神には学ぶところが多い。振り返れば、私の土台には長年の企業人としての経験があり、組織や人づくりへの関心もそこから生まれているのだろう。
講演を聞いた今日、まず行ったのは二つのことだ。1月から始まる南アルプス市の英語教室に申し込み、新しいスーツを購入した。
どちらも小さな一歩かもしれない。しかし、新しい出会いや学びに向けた先行投資だと思っている。
今の私にできることは限られている。それでも、できることから始めてみようと思う。

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