ハナミズキの花が霞のように街を彩るこの季節。思い切り体を動かすのが気持ちよい。
今年も京都では京都国際写真展が開幕した。さっそく有休をいただき、会場を巡ってきた。
11回目を迎える今回のテーマは《BORDER(境界)》である。
パンフレットには、
「私たちはさまざまな境界線を持ちながら生きている。その境界線が個々の存在を形づくっているとも言える」
と記されていた。
さらに、その境界線は自ら作り出したものなのか、それとも他者によって与えられたものなのか。守るべきものなのか、変えられるものなのか――そんな問いが投げかけられていた。
会場には、このテーマに応える作品が世界中から集められていた。写真を通して示されるのは、美しい風景だけではない。紛争や差別、歴史や文化、人々の暮らしなど、世界で繰り広げられているさまざまな物語の断片である。
多くの作品に心を動かされると同時に、私たちが向き合うべき課題についても改めて考えさせられた。
さて、私自身が越えるべき《BORDER》とは何だろうか。 そんな問いを抱えながら。

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