急に冷え込みが厳しくなった水曜日。明日の予報は氷点下だという。
そのせいか、足先は冷たく、頭はぼんやりとしている。どこかのぼせているような、不思議な感覚だ。
そんな体調のせいもあるのか、自分が人生の転機に立っていることを強く感じる。
若い頃にも、このような感覚を幾度となく経験してきた。そのたびに「今やらなければ」という思いに背中を押され、新しい一歩を踏み出してきたように思う。
あの頃と違うのは、自分が歳を重ねたことだろう。
これから迎える未来は、若い頃よりも短い。選べる可能性も限られている。
それでも不思議なことに、焦りや不安はない。
かつての私は焦燥感に駆られながら未来を追いかけていた。しかし今は違う。
静かに変化を受け入れながら、自分にできることをやっていこうと思う。
少しくらいの下心も大切にしながら。
もう失うものは、それほど多くないのだから。

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