春の出会い

気がつけば、もうすぐゴールデンウィークです。

私が携わる山梨県立大学少林寺拳法部にも、多くの新入生が体験に来てくれています。

初めて経験する武道の動きに戸惑いながらも、みな楽しそうに練習へ参加してくれています。その姿を見ているだけで、こちらも自然と笑顔になります。

何より嬉しそうなのは先輩部員たちです。

現在の4年生は、コロナ禍という厳しい環境の中で部活動を続けてきました。思うように練習ができない時期もありましたが、それでも仲間とともに活動を守り続けてくれました。

そんな彼らが、一生懸命に新入生へ声をかけ、技を教え、部の魅力を伝えている姿を見ていると、胸に込み上げるものがあります。

武道は人づくりの行であると、先人たちは教えてくれました。

技術を身につけることも大切ですが、それ以上に、自分自身と向き合い、仲間と支え合いながら成長していくことに価値があるのだと思います。

心と体の可動域を広げ、しなやかさと包容力を育むこと。そのために武道の修練があるのだと、私自身も学び続けています。

嬉しいことに、早くも入部の意思を示してくれる新入生も現れました。

最終的に何人の仲間が加わるかは分かりません。しかし、どのような結果になったとしても、この春の出会いを大切にしながら、部員たちとともに新しい一年を歩んでいきたいと思います。

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