あんなにたくさんあったお正月休みも、あと二日。あれもやろう、これもやろうと思っていたのですが、一向に進みません。
人間に与えられた時間は有限であることを、しみじみと実感する今年のお正月です。気が付くのが遅い。
前の晩に飲み過ぎた影響で今ひとつ気が乗りませんでしたが、前々から計画していたポーラ美術館へ行ってきました。
『カラーズ ― 色の秘密にせまる』を観てきたのですが、これが最高でした。入口には杉本博司さんが光をポラロイドで撮影した作品が並び、光と色への興味をかき立てられます。
また、独自の色彩表現によってイメージを作り上げた印象派の作品や、色彩の解放ともいえるフォーヴィスムの作品など、色の使い方によって時代を一歩前へ進めようとしたアーティストたちの野心が感じられ、とても興味深く鑑賞しました。
会場を移ると、現代のアーティストによる展示もあり、ティルマンスの写真作品などに触れているうちに、私の写欲も一層高まるのでした。
各コーナーに掲げられていた解説文も興味深く、図録を購入しようと思ったのですが、販売が遅れており、手に入るのは3月になるそうです。今から届くのが楽しみです。
帰りには、山脇恵子著『色は語る』を購入しました。著者はアーティストではなく心理師です。色彩心理学の観点から語られる内容には、色彩に関する基礎的な知識も含まれているようで、じっくり読んでみようと思います。
幾らでも時間が欲しいものです。
今回の目的はもう一つありました。私は本当に旅が好きなのか、車を運転してどこかへ行くことが楽しいのか、それを確かめてみたかったのです。
正直なところ、夕暮れから夜間にかけての高速道路の運転は少々苦痛でした。しかし、車を走らせて遠くへ出掛けること自体は嫌いではないようです。
今年はキャンプ道具を積み込み、いろいろな場所へ行ってみたいと思います。カローラフィルダーなら車中泊もできます。
神社仏閣巡りに加え、日本各地の美術館を訪ねることも目標に加えたいと思います。
60歳から65歳までは全国を巡る時期にしよう。
そんなことを考えています。

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