表紙の写真に惹かれて、思わず手に取った別冊太陽。特集は、日本人の生き方を独自の視点で考え続けた臨床心理学者・河合隼雄である。
「人の心のわからなさをみつめる」
表紙に記されたこの言葉は、これまでも幾度となく耳にしてきたはずだが、なかなか自分の中に落とし込めずにいる。
私にとっては、武道の先人たちが残した「技はその都度生まれる」という言葉と、どこか通じるものがある。頭では理解できても、それを体現するにはまだまだ遠い。
人の心も、技も、その場その場で立ち現れるものなのかもしれない。
そんなことを考えていたせいだろうか。
昨晩の大河ドラマも実に面白かった。天下を手中に収めたかのように見えた織田信長は、どのような心境だったのだろう。歴史に名を残した英雄であっても、その内面は簡単にはわからない。
迫真の演技で信長を演じた岡田准一さんはとても魅力的だった。来週の放送も楽しみである。

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