職人さんたちのしごと

今年も、早いもので半分が過ぎようとしている。
今年の春、我が家では、家の中と庭のリフォームを行った。本来であれば、もう少し早く手を付けたかったのだが、今は大工さんたちの予定を確保するだけでも時間が掛かる時代のようだ。

今回、チームで対応してくれた職人さんたちのリーダーは、83歳の棟梁と70歳のガーデナー。お二人に共通しているのは、とても気さくで朗らかな人柄だ。そして何より、動きが驚くほど速い。

職種は違うが、私は小さい頃から職人さんたちが身近にいる環境で育った。その手から物が生み出されていく過程を見るのが好きだった。

職人さんたちの話を聴いていると、言葉遣いは少々荒っぽくても、その奥にはユーモアと優しさが溢れているように感じる。

何故だろうか。

ぼんやり考えているうちに、それは「具象」と「抽象」を高速で行き来するような頭の使い方に、一因があるのではないかと思うようになった。

出来上がった空間で暮らす人の姿を想像しながら、それを目の前の具体的な作業へ落とし込んでいく。言葉にしてしまえば簡単だが、そこに至るには、膨大な経験と探求心が必要なのだと思う。

そんなことを考えていると、自分の人生が少しだけ恥ずかしくなってくる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました