コロナウイルス感染症の影響で対面での練習ができない中部学生連盟の学生を集め、Web練習を開催することになった。とはいっても、山梨の大学4校が集まった程度。今回が初めてなのだから、仕方がない。
あれだけ多くの部員を抱えていた都留文科大学少林寺拳法部でも、連絡が取れている部員は4名になってしまったそうだ。頭の固そうな1年生の男子学生と、とても優しそうな3年生の女子学生が参加してくれた。学連委員長のS君が、「小さくても良いから、今年は大会を開催したいね!」と言った言葉には、なんだか胸が熱くなった。
武道という日本の文化を、どのような形で次世代へ残していけるのか。少し長い時間軸で考えることも必要だ。私自身の残された時間や、少林寺拳法という組織の今後の運営次第では、自分の立ち位置を考え直さなければならない時期なのかもしれない。
公認心理師の試験勉強をこまめに続けている。過去問題の解説や認知行動療法の講義を聴いていると、本当に範囲の広い学問だと感じる。クライエントをどのように捉えるのか。この問題は何を訴えているのか、何に対処しようとしているのか、誰が解決すべき問題なのか。生物学的な問題なのか、心理的な問題なのか、それとも社会への適応の問題なのか。そのような視点で考えることが求められている。
暗記が大切なのではない。私自身が、公認心理師にふさわしい人物へと成長することが大切なのだと、ようやく気が付いた。それは、武道が終わりのない人間の成熟を目標とする修行であるという考え方と重なる。地味で緩やかな歩みではあるが、一歩ずつ前へ進んでいきたい。

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