千葉・勝浦 第14回全国少林寺拳法指導者研修会

本来であれば、本日も千葉・勝浦の日本武道館研修センターで、第14回全国少林寺拳法指導者研修会の講義を受けている予定でありましたが、台風の影響により、1日繰り上げての終了となりました。

我が国固有の文化としての武道を、いかに中学校の授業として成立させるのか。

今回の研修では、中学校における武道必修化を踏まえた授業の在り方について、少林寺拳法の指導者であり、日頃、教育現場で教壇に立たれている先生方のお話を伺うことができました。

教育基本法に明記された学校教育の目的から始まり、近年の学習指導要領の内容、武道教育に期待される非認知能力の必要性、そして、それを下支えする感覚統合の重要性などについて、順を追って学びました。

また、愛着障害を例にとり、生徒が抱える課題の背景には、一人ひとり異なる様々な要因が潜んでいること、さらに、子どもたちの発達に大きな影響を与える現代社会の状況についても、講義の中で取り上げられていました。

その中でも、特に興味を覚えたのが、子どもの成長を支える基礎となる感覚システムに着目した「ビジョントレーニングの視点からの身体アプローチ」の講義でした。

長野の教育現場で活躍されている桑島先生、本島先生のお二人の講義は、日頃、私がぼんやりと考えていたイメージを、より具体的に、データをもとに提示してくださる内容でした。

紹介された参考図書も充実していました。中でも、A・ジーン・エアーズ『子どもの隠れた感覚統合の発達と支援』(2020)は、ぜひ手に入れておきたい一冊です。

講座終了後、養護学校で障がいを持つ子供達の支援に携わる桑島先生に、中枢統合の発達には感覚統合がベースになるのではというお話をしたら、その通りだと思いますとご返事を頂いた。

先生も、障がいの有る無しに関わらず、若者たちの中枢統合能力の発達の遅れを感じておられたそうだ。そんな観点からも、武道教育の可能性を論じることはできないかという私の考えに、賛同を得た。

私の 残り短くなった武道生活の課題として、真ん中に置いてみたいと思う。如何だろうか。

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