杉本貴司著『ユニクロ』が面白い

物凄い勢いで日時が過ぎていく。

この夏、自分が何をしているのかよく分からないまま日々が流れ、気がつけば7月25日になっていた。

コロナウイルス感染症に罹ってから、どうも時間の感覚がおかしい。何もせず、ただ体と向き合って過ごした数日間は、振り返れば貴重な時間だったのかもしれない。

社長から送っていただいた杉本貴司著『ユニクロ』が面白い。

創業当時から身近にあったこのアパレルメーカーが、世界企業へと成長していく過程が細やかに描かれており、その舞台裏が目に浮かぶようだった。

特に印象に残ったのは、創業者である柳井正氏が「ユニクロとは何か」という問いを繰り返し続けていたことだ。事業が行き詰まったときも、成功したときも、その原点に立ち返る。

当たり前のようでいて難しいことを、愚直に続けてきた会社なのだと思う。

商品開発、店舗づくり、接客。その一つひとつに共通した理念が行き渡ったとき、企業は単なる販売店ではなく、ブランドとしての魅力を発揮するのだろう。

本を読みながら、自分の事務所を立ち上げてみたいという気持ちが強くなった。

うまくいくかどうかは分からない。しかし、それはそれでよいのだと思う。大切なのは、自分が目指す方向へ歩み続けることなのだから。

数年前に山梨県立大学少林寺拳法部に所属し、広島大学大学院を修了したOGが、船井総合研究所に入社したと聞いた。休日にも先輩と打ち合わせをしている様子がLINEに書かれていた。

みんな、それぞれの場所で頑張っている。

私もまだ老け込んではいられない。

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