インド旅行から帰ってきて

9日間のインド旅行から帰ってきた週末の夕暮れ。

今さらながら、生まれ育った静かな町のありがたさに気づかされている。

「真理到達を宣言する不遜な東洋の哲学が、みな一様に東を目指し、『日本』へ向かうという偶然の一致。われわれは、その真意を知る必要がある。」

インド旅行のお供に持参した『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』(河出書房新社)は、このような問いかけから始まっていた。

かつて気功を教えていただいた老師から、「静けさとは万物の生まれるところであり、万物が帰るところである」と聞いたことがある。

私にはその真意までは分からない。

それでも、万葉の緑が茂る田舎町の静かな夕暮れに身を置いていると、その言葉が少しだけ理解できるような気がする。

今はただ、この風景に癒やされている。

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