朝はアドラー心理学の勉強会に参加した。
A・アドラー『子どもの教育』第2章の「学校に求めるもの」を読む。参加者の多くは現役の教師だったが、交わされる会話を聞いていると、学校の先生という仕事の大変さを改めて感じる。
学校にできることには限界がある。しかし、公共心を学ぶということは、人間の持つ矛盾や違いを受け入れることでもあるのだと思う。
限られた時間と空間の中で、子どもの人生すべてに影響を与えることはできない。それでも、安全な環境の中で他者と関わり、社会を経験できることに学校の大きな意義があるのではないだろうか。
午後になって、ようやく大掃除の続きとして本の整理を行った。
改めて見渡すと、まだ読んでいない本が山ほどある。コロナ禍の頃、「気になった本はすべて買う」という方針で過ごしていた結果である。
ジャンルごとに並べてみると、似たような本が何冊も出てくる。思わず笑ってしまった。
その後、石川竜一に刺激を受けて、カメラを持って南アルプスの風景を撮りに出かけた。
最近は外を歩いていると不思議と声を掛けていただくことが多い。
今日は、以前気功教室に参加してくださっていたNさんと再会した。
5歳になるお孫さんを連れて公園に来ているのだという。懐かしい話を交わしながら、ふと時間の流れについて考えた。
時間は確実に過ぎていく。
そして後悔というものは、思っている以上に重く心に残る。
孫どころか子どももいない自分の人生を振り返りながら、そんなことを考えた冬の午後だった。

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