本日は、唯一の部員となったS君の昇級試験だった。
審査員は、近隣の竜王スポーツ少年団のT先生にお願いし、先日から練習に復帰した山梨大学のT君が相手を務めてくれた。
緊張している姿が、とても美しい。
不器用ながらも、自ら成長しようとする行動力には心を打たれる。そのひたむきなエネルギーが、自然と周りの人を引き寄せるのだろう。
良いものを見せてもらった。
一見すると、他人から見れば「どうでもよいこと」に思えるかもしれない。
それでも、そのことに本気で打ち込める若者は、とても魅力的だと思う。
帰り際、T先生から今年度の武専の運営について話があった。
今年から特別授業としてBBCの時間を設けるので、助手として協力してほしいという。
この技を次の世代へ伝えたい。そのための時間をつくりたい。自分に残された時間も少なくなってきたから――。
そんな思いから、ご自身で提案されたそうだ。
素晴らしいではないか。
七月の試験が終わったら、私も思い切り協力しようと思う。
山梨から全国へ向けて、日本の身体文化を発信する。そのくらいの気概を持って取り組みたい。

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