ティク・ナット・ハン師

今年1月22日、ティク・ナット・ハン師がベトナムの寺院で遷化されたという。世寿96歳と記されていた。

もう何年も前のことになる。マインドフルネスという言葉が少しずつ世の中に広まり始めた頃、日本各地でリトリートが開催されていた。しかし、その頃にはすでにハン師は体調を崩されており、来日されることはなかった。

私はその話を、浜松町の増上寺で聞いた。

今でも印象に残っている話がある。ベトナム戦争の際、遺体の収容に奔走した一人のシスターの話だ。

当時16歳だった彼女は、あまりにも多くの死に向き合ったことで心身ともに疲れ果て、ご飯が食べられなくなってしまったという。

その時、ハン師は彼女にこう言ったそうだ。

「何を言っている。飯を食え。戦いはこれからだ」

普段は穏やかな彼が見せた、とても厳しい一面だったと彼女は語っていた。

敵味方の区別なく、亡くなった人々を弔うことに力を尽くした彼のことを、「本当に仏教徒らしい仏教徒だった」と評した人がいた。その言葉もまた、私の記憶に残っている。

公認心理師試験が7月17日に開催される。

人生最後の資格試験になるだろう。だからこそ、しっかり取り組みたいと思う。それまでは孤独を楽しみながら、自分自身を少し追い込んでみようと思う。

これが終わったら、本当に自分の好きなことをしよう。

瞑想を深めること。
仏教哲学を学ぶこと。
そして、自分なりの表現を形にすること。

2022年は、ティク・ナット・ハン師が亡くなられた年として記憶されるのだろう。

しかし、その生き方や思想は、多くの人々の中に受け継がれ、これからも生き続けていくのだと思う。

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